総合評価の部分のみ画像を添付しました。
以下常体。
総合評価
評価の基準は、スタンダードな構築において優先的に採用したいかどうか。
アルファベットは、明らかな差を感じるラインで線引きして上からA,B,C…としているため順序尺度に過ぎない。
A
B()
C
D画像省略。
A
単体でぶち抜くような性能はないが、特性と豊富な補助技であらゆる展開を阻害することが可能な点において、ミミッキュに厚いかどうかは選出段階で最も意識される部分だろう。相手にした時のゲームプランの建てづらさ、使っている時の対応範囲の広さを評価して最高ランク。
後出しは期待できないが、相手の後出しも基本的に許さない。技範囲と火力が限られているのは確かだが、型を決めつけて動くことに変わりはない。呪いを見たから再生持ち高耐久を投げるのは結構だが、挑発されたら裏を通されませんか?となってしまう点がいわゆる理論派プレイヤーの頭を悩ませている。
相手の炎・電気に対面で隙を見せるが、このポケモンに隙を見せた瞬間にゲームを終了させ得るほどの止まりにくさがある。カグヤに強い3体を出さない限り安定行動で崩すのは厳しいのではないか。宿り木外しは運負け。取り巻きが強いかどうかは不明。
スタンダードな構築を想定しているため宿り木身代わり@2が一番優先度が高い。@2は自由度がある。単体性能を最も高めるならエアスラ守るだとは思うが、技範囲を広げたり毒を仕込んだりしても強い。ビーストブーストでCを上げると、死に出しからの積みに対する対応力が上がるため割と意味はあると思う。
カプ・コケコ
有利対面のこいつの元気さが半端ない。コケコの有利対面を作る動きがめちゃくちゃ強いので、コケコ入りの選出はコケコの不利対面でどう動くかでほとんど完結していると言っても過言ではない。構築段階の想定に全てかかっているポケモン。電気Zがシンプルに強い。
B
鋼の選出を強制させる力がある。そこからどうするのかが確立されればもっと評価は上がると思うが、かなり難しい。
スカーフが一番選出しやすいが、特定の並びに刺していく目的ならばそれに限らないと思う。ただ今回の評価基準であればスカーフが頭一つ抜けている。サイコフィールドも強い。
本来同列であるべきだろうコケコよりワンランク下がるのは、択を頻繁に生んでしまう点と素早さが遅いためZ技を打つ際のリスクがある点、運負けを呼び込んでしまう点から。しかし有利対面をとったギルガルドに安定して後出しできるポケモンは、岩Z等を考慮するとやはり思いつかない。
レヒレ入りに対して選出すると択にしかならない等、隙を見せやすいポケモンではあるが、それを考慮してもなお強い。ただ切り返しとして強いポケモンなのに、相手の切り返しに対する駒を更に用意しなければいけないのは単体としてはやや不安なので裏の性能次第でかなり強さが揺らいでくるポケモンだと思う。起点作りの駒としては最強。
ストッパーとしての性能、S102の動かしやすさからこの評価。電気技に対するリスクを負わせるポケモンとして採用されることが多々あるため、他の地面との比較は必要。炎に耐性はあるものの、リザードンも含めて後出しはかなり怪しい。ただしリザードンやウルガモスに対する強さは他にない。襷、スカーフは構築次第だが、スカーフはややスタンダードな構築には入りづらいかもしれない。ヤチェも刺さりは良さそうだが、初手には投げ辛くなっているし3枚目のヤチェガブというのも考えものなので評価は落ちる。
霊獣ランドロス
並び単位で型が豊富なので、相手にし辛いポケモン。ゴツメチョッキオボン(1/2木の実)スカーフと、どれも固有の強みが出る。とんぼ返りという技も強力。ただ型が割れてしまえば対処は難しくないので、対面操作で誤魔化しながら先にサイクルを崩すことが求められる。裏にエースを2枚おけるのも強みかもしれない。
型の豊富さと、特性の加速が強い。バトンまで考えると完全な対策は存在しないので、型を読むということが求められる。
ただし択を生みやすく、実際に持てる範囲はそう広くないためこのランク。
安定はしないが範囲が非常に広く対処し辛いポケモン。水手裏剣が強すぎて、逆に技範囲が狭くなってる感がなくはない。
ゲンガー
メガゲンガーは強力である一方、スカーフの奇襲や鬼火の命中など不安定要素が大きく、それを構築単位で処理するルートを作らなければならない。受け回し前提の構築でなければ、補完採用という立ち位置は揺るがないだろう。しかし強い並びは作りやすいと感じたためBランク。催眠ゲンガーは特定の構築が必要という認識を持っているためこの評価体系においてはもう少し落ちる。
襷も弱くはなさそう。
メガ前提。スカーフは少し落ちる。サイクル構築に対しては、ムシキングの"すくみ負け"みたいな不利を元々被っているので、2つの軸を持って構築を組むのが望ましい。はくしゃくさんの「カバリザの裏のコケコグロス」という着想は素晴らしく、メタグロス入りの一つの完成系であると思う。
Y前提。Xは少し落ちる。
ガブリアス入りに対して引き先を用意するのではなく、全員が対面で隙を見せすぎないように構築できる耐久リザYの台頭が大きい。
Xはメタポケモンとしての強さがある。周りを強い型だけで固めるのは難しいが、環境をうまく読んで構築を組むことができれば他のメガ以上の性能を発揮できるポテンシャルがある。
カスタマイズ性や数値の高さから分かりやすく強いメガシンカ。そのため安定性を買って採用するプレイヤーも多いが、取り巻きの安定性は甚だ疑問。
6世代の思考だと地震は弱い技だが、7世代ではそうでもないのかもしれない。
C
舞前提だが、舞ったら止まらない。しかしそれにはお膳立てが必要で、単体で舞わせてくれる構築はそう多くない。炎Zも強いが軸にはならないし、構築的な需要がどこまであるだろうか。
試行回数と搦め手に弱いが、めちゃくちゃ硬い。
色々ガバガバだが、こいつに対しても割とガバガバ。
コケコやミミッキュの存在で安定感は損なわれたが強い。
化身ボルトロス
運勝ちを呼ぶはずの電磁波で運負けするようになってしまった。Zもカムラも特定の並びを崩すにはまだまだ強い。襷は選出機会は増えるだろうがこいつに襷?感が半端ない。
霊獣ボルトロス
積みとスカーフが目を利かせあっていてとてもうざい。カスタマイズ性がある。
両受けとか言っている時代はとっくに終わったと言わざるを得ないが、火力が出るのが偉い。
比較的倒せるポケモンが限られている。
メガ前提。Zも強そうだが正直計り知れない。うまく起点を作れた時の一貫はある。キュウコン入りの構築への適性も高い。
炎に隙を見せすぎるが、高いSからの蛇睨み、ゴツメならミミッキュに対しても安全に挑発を打てるという、展開阻止能力にも長けている。自身も展開していくことが可能だが、命中90技を当ててはじめて火力を得られるのでかなり怪しい。
スタンに入り辛いというよりは、相方が必要に近いと考えこのランク。突破の困難さも当然だが、頑丈を盾にしたASエアームドだとかなり苦しいと思う場面が多かった。実際に使ったことはないが、初見殺しの性能としては十分だと思う。
型破りが強い。鋼タイプ見習い。
構築の痒いところに手が届くごまかしポケモンとしての評価。
D
立ち回りや構築、選出機会に難はあるが局地的強さを発揮できると感じているポケモンたち。
水ロトム
火ロトム
ガルーラ
以下省略。
部門別評価
ここの評価は相対評価。「〜〜枠」の採用を検討している時に優先的に採用したい順。
A
B
ゲンガー
C
ガルーラ
以下省略。
補完的な強さを持ったメガシンカは性能に比べてやや控えめな評価になっている。
Z枠
A
カプ・コケコ
B
霊獣ボルトロス
C
以下省略。
ミミッキュの強い型がZであることと、Zの強い型がミミッキュであることとは区別したい。ポリZやイーブイはコンセプトより除外。
炎枠
A
リザードンX,Y
B
C
火ロトム
電気無効
A
B
霊獣ランドロス
霊獣ボルトロス
地面無効
A
B
霊獣ランドロス
C
霊獣ボルトロス
火、水ロトム
エース採用
A
カプ・コケコ
B
霊獣ボルトロス
催眠ゲンガー
鋼枠
A
B
C
指数受け
A
B
ラッキー
ヤドラン
高速スイーパー
A
スカーフテテフ
カプ・コケコ
B
C
抜け等あったり、見にくかったりするのは本当にごめんなさい。書いておきながら分からないことだらけなので意見等あったら@hige_pokeまで教えてください。