今回も最近考えたことのメモ。
7世代における強さの要素がよく分からなかったから、6世代で強かった構築のエッセンスの抽出の試み
6世代を代表する構築といえば厨パ、ガルクレセ。この両者に共通している強さは、ガルーラを軸に据えたパワーの高い選出がたくさん存在しているところだと考えた。
これを7世代に当てはめた時、対応範囲が桁違いであるミミッキュを中心に
Zミミッキュ+サイクルメガ+クッション
Zミミッキュ+対面メガ+襷
この二つがパッと浮かんだ。これらは構築のパワーを落とさずに行動保障を得ることを至上とした並びとも言うことができる。この時、メガ進化枠が単体で行動保障を得るためには攻撃を耐えるか上から攻撃する他ない。*1
そのためメガ進化の候補はHSゲンガー、ガルーラ、バシャーモ、メタグロス、耐久振りリザードン、耐久振りボーマンダ辺りに限られてくるだろう。
ここでクッションを「不利対面での引き先として機能する」ポケモンと広義に設定し、メガ進化で対面・サイクル両方を担えるポケモンの存在を加味すると、選出が二極化しないような構築パターンは簡略化すると
1.「ミミッキュ、メガ、メガ、クッション、クッション、襷/クッション」
2.「ミミッキュ、メガ、クッション、クッション、クッション、襷/クッション」
3.「ミミッキュ、裏Z、メガ、クッション、クッション、襷/クッション」
辺りに限られてくる。
この概形からパーツを当てはめる組み方もあるかなと思う。
自分の場合はまずこの選出の強みは汎用性にあると思い、HS鬼火祟り目ゲンガー1メガを試してみたがしっくり来なかった。
具体的には、2つの強い要素の押し付けに弱い。エスパー電気等の一貫は交換戦において致命的で、ミミッキュはそれに対して擬似的に一度だけ耐性を持たせるか対面的な動きで強引に持っていくしかない。つまり、当たり前のことだがこのメガの部分に求められる汎用性とは「たくさんの構築に出せる」ではなく「相手の6体のより多くのポケモン、型に対応できる」ことであると再確認した。
これはあくまでミミッキュを軸に据えた時の話であり、7世代の最強選出はまだまだ霧の中であると思っているので、「選出を組み込む」という視点は常に持っていようと思う。
*1:http://shadepoke.hatenablog.com/entry/2016/04/27/223133に非常に分かりやすい解説があるので是非ご参照ください、問題があればリンク削除します